kudakajima exhibition
写真展「表裏一体のせかい〜月夜の久高島〜」
2024年9月13日・14日(旧暦8月11日・12日)、
陰と陽をテーマに、久高島の写真展を開催致します。
久高島では、8月マティと言われる1年で一番陰極まる日が旧暦の8/11と、
翌日はテーラーガーミーと言って太陽神の霊力を借りて
男性の神役の人たちが島を祓い清めるという祭祀が旧暦の8/12に行われます。
今回が、まさにその時です。
島の夜は、様々な顔を見せてくれます。
海岸から見る光景は闇の漆黒….
月明かりは昼間のような明るさを。
光は島だけでなく、沖縄本島からの街明かりも。
一枚の写真の中で、島の様々な顔、闇夜と光、影と光・そして光と影で、
陰、陽を表現することによって写真を通して、8月マティの時に、
島に身を運ばずして島と繋がることが出来ればと思い作品を仕上げました。
この時に、それぞれの自分のいのちと繋がるように、
それぞれが存在することを叶えてくれている祖先の存在にもしばし思いを寄せながら、
この世を離れた方々の幸せをお祈りする日にもなればとも思っています。
当日展示する写真を少しずつ紹介したと思います
1番最初の写真は、今回の「表裏一体のせかい〜月夜の久高島〜」というタイトルのイメージ写真の一枚 同じ場所で昼間と夜に撮影しました。
久高島の一本道(夜)
昼間とは全く違う景色、背後から差し込む月明かりが道を照らし、
明と影が美しいコントラスト。静寂と神秘が包み込む風景がそこにある。
2024年4月21日撮影
展示写真サイズ A3
久高島の一本道(昼)
どこまでも続いていくように見える道が、青い空に向かって伸びていく。
2024年4月21日撮影
展示写真サイズ A3
久高島の一本道(夜)
少し撮影場所を変えて見上げた空には、オリオン座が美しく輝いている。
まるで宇宙と島が一体となった幻想的な瞬間が広がる。
2024年4月21日撮影
展示写真サイズ A3ノビ
フボー御嶽の道
フボー御嶽の前は木々が生い茂り満月の夜でも非常に暗いが、
上を見上げると、木々の隙間から夜空からの光。
2024年4月21日撮影
カベール岬での天の川
振り返ると、見上げた空には美しい天の川が広がっている。
右側には沖縄本土からの街明、左側には暗闇が広がる深い海。
光と闇、文明と自然が織りなす対比が印象的な瞬間
2023年10月15日撮影
カベール岬の砂浜(暗)
岩場を歩いていてもライトが必要ないほど明るい。
まるで昼間のような光景だが、あえて少し暗めに仕上げ、
夜の静けさを感じさせる風合いに。
2024年4月21日撮影
カベール岬の砂浜(明)
一時は月に雲がかかっていたが、気づくと雲は消え….
月の光がまぶしいほどに輝いている。
その光を活かし、少し明るく仕上げてみた。
2024年4月21日撮影
月と共に描く円
円周魚眼レンズを使い、目の前に広がるサイクリングロードを
月と一緒に丸く捉えた。
月と道が織りなす不思議な円が幻想的な風景を描き出す。
2024年4月21日撮影
岬からの青い海
右から差し込む月光が海の青さを一層引き立て、
夜空には星々が輝いている。
静寂な海と星の共演がとても幻想的 。
2024年4月21日撮影
展示サイズ A3ノビ
沈むでいく太陽
低空には雲が広がっていたが、瞬間的に太陽が顔を出し、
圧倒的な存在感。
雲の間から差し込む夕日の輝きがとても美しい。
2023年1月22日撮影
ピザ浜からの天の川
海の向こうに広がる漆黒の空には、
ひときわ輝く天の川がゆっくりと姿を現す
2023年10月14日撮影
朝日
夜空を撮影していた少し前、少し眠るともう朝が訪れていた。
海岸に向かうと、力強い朝日が昇る光景に出会えた。
夜から朝へ。 清々しい朝の始まりを感じさせる。
2023年10月16日撮影
今回展示した久高島での写真を販売いたします。
部屋の中で久高島を感じてみてはいかがでしょうか
額付きプリント販売価格
A3 ノビサイズ
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宮﨑 輝規
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