TAKAHASHIの反射望遠鏡 ε-160ED を購入して数年。 実はまだ本格的な撮影に使えていません。
今回は、ようやく撮影に向けて準備を進める中で、 避けて通れない 夜露対策 をまとめてみました。
撮影中は望遠鏡がびっしょり濡れるほど夜露にやられることがあります。
ミラーが曇ってしまったら撮影は終了なので、できる限りの対策を施します。
① 望遠鏡表面にアルミレジャーマットを巻く
まずは外側の保温対策。 アウトドア用の アルミレジャーマット を鏡筒に巻き付けました。
上記写真はアルミレジャーマットを表面に巻いた様子です
黄色い美しい筐体が隠れてしまうのは少し残念ですが、 夜露対策のため、ここは我慢。
② 先端部に巻き付け式フードを装着
次に、鏡筒先端には市販の 巻き付け式フード(M-180C用) を取り付け。
- 内側は反射しにくい素材
- 迷光対策にも効果あり
- 夜露防止にも期待できる
という優れものです。
③ 乾燥空気を鏡筒内へ送るシステムを追加
今回のメイン作業。 乾燥空気を2か所から送り込む構造にしました。 底面(ミラー裏側) 鏡筒前部 の2ルートです。
● 鏡筒前部からの空気導入
ε-160EDの前部にはファインダー台座が3点で固定されています。
このうち1か所を利用して、乾燥空気の入口を作りました。
手順はこんな感じ:
- ファインダー台座を外す
- 180度回転させて2点固定に変更
- 残った穴に エルボフィッティング を取り付け
- M4ネジで固定し、鏡筒内部からナットで締める
この方法なら 鏡筒に新たな穴を開けずに済む のがポイント。
● 底部からの空気導入
底部には、外気温に馴染ませるための取り外し式の蓋があります。
その蓋の中央に穴を開け、ニップルを固定して空気を送り込む仕組みにしました。
ただし、純正の蓋に穴を開けるのは抵抗があったので、 同じサイズで作った GFRP板 に穴を開けて代用しています。
※ ただし、ここから送った空気が本当にミラーまで届いているかは不明。 蓋と鏡筒の隙間から逃げている可能性もあります。
④ 実際に撮影してみて
掲載している写真は、実際に撮影した日の様子です。
この日は夜露がそれほどひどくなかったため、 今回の対策がどこまで効果を発揮したかはまだ判断できません。
⑤ 今後について
ε-160EDは性能が高い分、扱いも繊細。 これから撮影を重ねていく中で、 また新しいトラブルや改善点が出てくると思います。
その都度、試行錯誤しながらベストな状態を探っていくつもりです。
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